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    【ウブロ新作】「四角いトゥールビヨン」という選択肢|新生スクエア・バン

    【ウブロ新作】「四角いトゥールビヨン」という選択肢|新生スクエア・バン

    リード文

    革新と融合を理念に掲げるウブロが、2025年に新たな挑戦を形にした最新作「スクエア・バン Tourbillon 4-Day Power Reserve」(Ref. 805.QD.0170.RX)を発表しました。3Dカーボンケース、手巻きトゥールビヨンムーブメント「MHUB6023」、そして96時間のパワーリザーブを誇る本機は、角型フォルムの美学とハイエンド機構の融合が堪能できる一本です。ウブロというブランドの魅力とスクエア・バンの革新性に迫ります。


    目次

    1. ウブロとスクエア・バンについて

    2. 時計の概要とスペック

    3. 3Dカーボンケースとスクエア・デザインの革新性

    4. MHUB6023手巻きムーブメントと構造美

    5. まとめ

     


    1. ウブロとスクエア・バンについて

    #Ref. 805.QD.0170.RX

    ウブロ(HUBLOT)は1980年創業のスイス高級時計ブランドで、「異素材の融合(Art of Fusion)」をテーマに、ラグジュアリーとスポーティーを融合させた大胆なデザインと革新的な素材使いで知られています。2005年に誕生したフラッグシップモデル「ビッグ・バン」は、チタンやカーボン、セラミックなどを複合的に組み合わせた斬新なスタイルで世界的成功を収めました。

    そのビッグ・バンをベースにした角型モデルが「スクエア・バン(Square Bang)」です。2022年に登場し、従来のラウンドケースでは表現できなかった「四角の美学」を体現。スクエアケースに高度な技術を詰め込むことで、現代的なラグジュアリーウォッチの新たな可能性を提示しています。今回のRef. 805.QD.0170.RXは、その最新進化形です。


    2. 時計の概要とスペック

    #Ref. 805.QD.0170.RX

    • モデル名:スクエア・バン トゥールビヨン 4-Day Power Reserve

    • リファレンス:805.QD.0170.RX

    • 発売年:2025年

    • ケース素材:3Dカーボン(立体構造の織りカーボンファイバー)

    • ケースサイズ:42mm × 42mm

    • ケース厚さ:約13.2mm

    • ベゼル素材:3Dカーボン

    • 風防:サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)

    • ムーブメント:MHUB6023 手巻きトゥールビヨン

    • 振動数:21,600 vph(3Hz)

    • パワーリザーブ:96時間(4日間)

    • 表示:時・分、6時位置にトゥールビヨン、9時にパワーリザーブ表示

    • 防水性:30m

    • ストラップ:ブラックラバー(スクエアパターン型押し)

    • バックル:ブラックチタン製フォールディングクラスプ

    • 価格:14,322,000円

     


    3. 3Dカーボンケースとスクエア・デザインの革新性

    #Ref. 805.QD.0170.RX

    スクエア・バン Ref.805.QD.0170.RXの最大の特徴の一つが、ウブロ初となる「3Dカーボン」ケースの採用です。従来の平面的なカーボンファイバーとは異なり、三方向に織り込まれた構造が立体感と奥行きを生み出します。これにより、光の角度によって表情を変える独自の美しさと、カーボン特有の軽量性・高耐久性を両立しています。

    さらに、ケース・ベゼル・ストラップに至るまで“スクエア”というモチーフを徹底。ビスの配置やラグ形状も直線的な構成に調和し、通常の丸型とは一線を画すコンテンポラリーデザインに仕上がっています。ダイヤルもスケルトン構造を採用しており、内部ムーブメントの立体構造美が正面から見えるのも特徴です。


    4. MHUB6023手巻きムーブメントと構造美

    #Ref. 805.QD.0170.RX

    搭載ムーブメントのMHUB6023は、ウブロが本モデル専用に開発した角型手巻きトゥールビヨンキャリバーです。部品点数は174、石数は25。3時位置の巻上げギア、6時のトゥールビヨン、9時のパワーリザーブ表示、12時の香箱と、四角のダイヤル内に美しく左右対称なバランスで配置されています。

    特筆すべきは、スクエアなケース形状に合わせてブリッジまでも正方形・長方形に再構築している点です。ムーブメント全体が“格子状”に設計されており、上から見ると四角いフレームが多層構造のように重なって見えます。シリコン製脱進機を備えたトゥールビヨンは、6時位置に浮遊するように設置され、スケルトン構造との相乗効果で未来的な印象を強めています。


    5. まとめ

    #Ref. 805.QD.0170.RX

    ウブロのRef. 805.QD.0170.RXは、見た目のインパクトだけでなく、内に秘めた時計技術の高さでも注目すべき存在です。3Dカーボンという新素材の導入、スクエア構造に最適化されたムーブメント、そして4日間のパワーリザーブを実現する手巻きトゥールビヨン。これらすべてが融合し、独自の“角型ハイコンプリケーション”という分野を切り拓いています。従来のスクエア時計とは一線を画す革新性と完成度は、ハイエンド機械式時計の新たな提案といえるでしょう。