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2025年、リシャール・ミルがラウンドケースに回帰した注目モデル RM 33‑03 を発表しました。従来のトノーケースの流麗なデザインに、ラウンド型ケースのエレガンスとスポーティさを融合。極薄3.28mmの新型自動巻きムーブメント「RMXP3」を搭載し、プラチナ製マイクロローターやチタニウム・カーボンTPT®といった最新技術を駆使した本格派です。

目次

1. デザインとケース詳細

2. ムーブメントと技術仕様

3. 素材バリエーションと仕上げ

4. まとめ

1. デザインとケース詳細

#Instagram：richardmille official

RM 33‑03は直径41.7mm、厚さ9.7mmのラウンドケースを採用。伝統的スポーツウォッチの王道サイズながら、リシャール・ミルらしいエッジと湾曲したラインが特徴です。トノーケースを彷彿とさせる切り込みのあるラグや、6本スクリュー留めのベゼルが視覚的アクセントになっています。

文字盤はスケルトン構造で、18K 5Nレッドゴールド製インデックスがチタン製レール上に立体的に浮かぶ構造です。視認性を重視したシャークトゥース型針と調和し、美しさと実用性を兼備します。

2. ムーブメントと技術仕様

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搭載する RMXP3 キャリバー は厚さ3.28mmの極薄自動巻きムーブメント。オフセンター配置のプラチナ製マイクロローターは両方向巻き上げで効率良く駆動します。チタニウムベースプレートはTitalyt®処理、ブリッジはブラックPVD仕上げで剛性を確保しています。

その他特徴としては、秒針サブダイヤル（6時位置）、半瞬跳インスタントデイト（5時位置）、3Hzの振動数、約40時間パワーリザーブ、可変慣性フリースプラングバランス搭載など、実用性と高精度が両立された構成です。

3. 素材バリエーションと仕上げ

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RM 33‑03は以下の二つの素材展開があります。

• グレード5チタニウムケース：軽量で耐食性に優れた仕上げ

• カーボンTPT®＋5Nレッドゴールドケースバンド：カーボンの強度と金の高級感を融合

いずれもサテン＆ポリッシュ複合仕上げ、チタン製スプラインスクリューなど高度な表面処理を施し、リシャール・ミルならではの高級感と耐久性を実現しています。

ストラップは6時・12時のインデントから自然に流れるラバーストラップで、フォールディングバックル（チタン製）を採用し、快適な装着感を追求しています。

4. まとめ

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RM 33‑03は、リシャール・ミルが2025年に打ち出した意欲作として、高級スポーツウォッチの新たな可能性を切り拓くモデルです。ラウンドケースながら、ブランドのDNAとも言える複雑な構造美や、先進素材による軽量性・耐久性を完璧に融合。視認性・装着感にもこだわりが感じられ、日常使用にも適しています。

また、厚さ3.28mmという極薄自動巻きムーブメント「RMXP3」を搭載した点は、機械式時計の工芸技術における革新性を如実に物語ります。5NゴールドやカーボンTPT®、チタニウムといった素材のバリエーションにより、ユーザーの趣向にも柔軟に応える作りとなっており、従来のリシャール・ミルファンはもちろん、初めてリシャール・ミルを検討する方にも響く魅力を放っています。