【魅力を引き立てる時の流れ】ヴァシュロン・コンスタンタン FIFTYSIX 4000E/000R‑B438（コンプリートカレンダー）＆4400E/000R‑B436（デイデイト）の魅力

ヴァシュロン・コンスタンタンのFIFTYSIXシリーズから、18Kピンクゴールドを纏った2つの秀逸モデル —— 4000E/000R‑B438（コンプリートカレンダー） と 4400E/000R‑B436（デイデイト）。どちらも1956年の名機を現代に甦らせる、タイムレスなデザインと最新の機構を備えています。本記事では、両モデルのスペックや魅力を詳細に比較し、選び方の参考となる情報を分かりやすく整理しました。

# 4400E/000R‑B436

モデル概要と共通ポイント
1-1. FIFTYSIXコレクションの背景
1-2. デザイン面の共通点
4000E/000R‑B438：コンプリートカレンダーの魅力
2-1. 主な機能とスペック
2-2. ムーブメント「キャリバー2460 QCL/1」の特徴
4400E/000R‑B436：デイデイトの魅力
3-1. 主な機能とスペック
3-2. ムーブメント「キャリバー2475 SC/2」の特徴
両モデルの比較と選び方の視点
4-1. 実用性の観点から
4-2. コレクターにとっての魅力／資産性

本文

1. モデル概要と共通ポイント

1‑1. FIFTYSIXコレクションの背景
FIFTYSIXシリーズは、1956年に登場した歴史的モデル（リファレンス6073）をモチーフにしており、ブランドの象徴であるマルタ十字を象ったラグや、レトロモダンな箱型サファイア風防が特徴です。

1‑2. デザイン面の共通点

ケース径：40 mm／厚さ：約11.6 mm、18Kピンクゴールド（ローズゴールド）
ダイヤル：シルバー調で、オパリン中心部とサンバースト仕上げの外周を採用
ブレスレット：ブラウンのアリゲーター（あるいはクロコダイル）レザー、18Kピンクゴールド製アーディヨンバックル
オープンワークのシースルーケースバック。22K金製ローターがマルタ十字をモチーフにしたデザイン。

2. 4000E/000R‑B438：コンプリートカレンダーの魅力

2‑1. 主な機能とスペック

表示：日付、曜日、月、ムーンフェイズを備えた完全なカレンダー表示
精度の高いムーンフェイズは、122年に一度の誤差にとどまる高精度設計
耐水性3 ATM（30 m）、サファイアクリスタル、ジュネーブシール取得。

2‑2. キャリバー2460 QCL/1の特徴

自動巻きムーブメント、パワーリザーブ約40時間、振動数28,800 VPH（4Hz）、27石構成
ジュネーブシール取得、シースルーバックを通じて美しい仕上げが鑑賞できる。

3. 4400E/000R‑B436：デイデイトの魅力

3‑1. 主な機能とスペック

表示：曜日と日付の表示に加え、パワーリザーブインジケーターも搭載
ダイヤルはシルバー調、スネイル仕上げのデイ・デイト表示、3 ATM防水、サファイア風防など共通仕様。

3‑2. キャリバー2475 SC/2の特徴

自動巻きムーブメント、約40時間のパワーリザーブ、27石構成、4Hz駆動
シースルーバックで22Kゴールド製ローター（マルタ十字モチーフ）が鑑賞可能。

4. 両モデルの比較と選び方の視点

4‑1. 実用性の観点から

4000E/000R‑B438：フルカレンダー＋ムーンフェイズは実用性と詩情を兼ね備え、複雑ながら日常使いにも優れるモデル。

# 4000E/000R‑B438
4400E/000R‑B436：日付・曜日表示に加えパワーリザーブ指示という実用優先型。視認性に優れ、機能重視の方におすすめ。

# 4400E/000R‑B436

4‑2. コレクターにとっての魅力／資産性

両モデルともFIFTYSIXシリーズの人気モデルで、18Kピンクゴールドと伝統的なディテールが資産価値に寄与。
ムーブメントの違い（完全カレンダー vs デイデイト＋パワーリザーブ）はコレクター趣味に影響。さらに生産年は4000Eモデルが2021–2025年、4400Eモデルが2019–2024年とやや幅がある。

まとめ

#4000E/000R‑B438

ヴァシュロン・コンスタンタン FIFTYSIXの「4000E/000R‑B438」と「4400E/000R‑B436」は、いずれも高級時計の美学と精巧な機構を併せ持つ傑作です。詩的な機構を楽しみたい方には4000Eモデルが、実用性や視認性を重視される方には4400Eモデルがおすすめです。どちらも時を超える魅力を備えた一本として、長く愛用できる名作であることは間違いありません。