ロレックス
ROLEX
Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)の中でも高い人気を誇る「ロイヤルオーク Selfwinding 41mm」。その中でも注目されるのが、ピンクゴールド素材を採用した15510OR.OO.1320OR.03と15510OR.OO.1320OR.04の2モデルです。一見すると非常に似ているこの2本ですが、実はダイヤルの色味によって印象も市場価値も大きく異なります。本記事では、それぞれのモデルの特徴や共通スペック、価格帯、そして選び方のポイントまで詳しく解説していきます。
モデル概要
1-1. 15510OR.OO.1320OR.03 の特徴
1-2. 15510OR.OO.1320OR.04 の特徴
共通するスペックと性能
価格帯と市場評価の違い
まとめと選び方のポイント
このモデルは、41mmサイズのロイヤルオークに18Kピンクゴールドケースを組み合わせたラグジュアリーな一本です。最大の特徴は、ダイヤルに採用された深みのあるブルー。オーデマ・ピゲの伝統的な「グランド・タペストリー」模様が、青の背景に映えることで非常にエレガントな印象を与えます。針やインデックスにもピンクゴールドが使われており、ダイヤル全体としての統一感も抜群です。ビジネスシーンからフォーマルな場面まで対応できる万能なデザインでありながら、華やかさも兼ね備えています。
一方、同じくピンクゴールド素材を採用しているこのモデルは、ダイヤルにブラックを採用しています。グランド・タペストリー模様はそのままに、黒の深みが加わることで、より引き締まった印象となります。ブルー文字盤と比べると、落ち着きと重厚感が強く、シーンを選ばず着用できる汎用性の高さが魅力です。ブラックダイヤルは、ピンクゴールドとのコントラストが際立つため、手元での存在感も抜群です。
両モデルは、基本的なスペックや性能に違いはありません。共通して以下のような特徴を備えています:
ケースサイズは41mmで、厚みは約10.5mm。多くの腕にフィットする設計です。
ケース、ブレスレットともに18Kピンクゴールドを使用。高級感と耐久性を両立しています。
ムーブメントには、自社製のCalibre 4302を搭載。自動巻で、70時間のパワーリザーブを誇ります。
ダイヤルには「グランド・タペストリー」模様が施されており、奥行きあるデザインが魅力です。
防水性能は50メートルで、日常生活での使用に十分な防水性を備えています。
デイト表示も備えており、実用性も高いです。
このように、カラー以外はすべて共通の設計思想と技術が用いられています。
市場においては、ブルーダイヤルモデル(.03)の方が若干高値で取引される傾向があります。これは、ブルーのロイヤルオークがブランドの象徴的なデザインであり、コレクター人気が高いことが一因です。対してブラックダイヤル(.04)は、やや価格が抑えられており、実用性を重視するユーザーから支持されています。
また、ブルーは光の加減で色味が変化しやすく、写真映えや手元での存在感において優れた印象を与えるため、ビジュアル面での評価が高いのも事実です。一方、ブラックは落ち着いたトーンで、どんな服装にもマッチしやすいという点から、ビジネスユースを中心に安定した人気があります。
いずれのモデルも限定品ではないため、流通量は一定ありますが、年々供給が絞られているため、プレミア価格での取引も見られるようになっています。
15510OR.OO.1320OR.03と15510OR.OO.1320OR.04は、同じ設計・素材・ムーブメントを採用しているため、選択のポイントは主にダイヤルカラーによる印象の違いに集約されます。
華やかさ・写真映え・王道感を求める方には、ブルー文字盤の.03がおすすめです。
シンプルさ・落ち着き・汎用性を重視する方には、ブラック文字盤の.04がぴったりでしょう。
どちらを選んでも後悔しない完成度の高いモデルですが、最終的にはご自身のライフスタイルやファッションとの相性、そして何よりも「直感」で選ぶのがベストです。試着できる機会があるなら、ぜひ両方のモデルを手に取って比較してみてください。