【新作速報】1000時間超の手仕事|美術品級のヴィトン懐中時計「ポンヌフ」⑦

リード文
ルイ・ヴィトンが誇る“エスカル・オ・ポンヌフ”は、パリ最古の橋ポンヌフとメゾンの歴史を美麗なミニチュア世界で再現した“One‑of‑a‑kind”ポケットウォッチです。7つの自動アニメーションと13の可動パーツを搭載し、手巻キャリバーLFT AU14.03によるミニッツリピーターやトゥールビヨンも備えた、時計細工とメティエダールの粋を極めた傑作です。約2.5年、1,000時間に及ぶ職人技の結晶を、この記事で紐解きます。
目次
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ポンヌフへの回帰 – 歴史とシーン描写
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オートマタとミニッツリピーターの融合
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LFT AU14.03究極ムーブメントの秘密
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ケース・エナメル・宝石 – 総仕上げの芸術
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専用トランクとレザーバッグに込められた旅の精神
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まとめ
1. ポンヌフへの回帰 – 歴史とシーン描写
パリ最古の橋ポンヌフを舞台にしたこの作品は、右岸にそびえるルイ・ヴィトン本社とサマリテーヌ百貨店、セーヌ川を行くバージに載るトランクなど、秋の情景を手作業でエナメルと彫金によって精緻に描写しています。7種類13パーツのアニメーションにより、動きのある詩的世界を生み出しています 。
2. オートマタとミニッツリピーターの融合
6時位置のスライダーを操作すると、コンパスが回転し、バージが動き、トランクが開き、スズメが羽ばたくなど、絵画が命を帯びます。メティエダール技法と超絶技術により生み出されるこの演出は、世界でも類を見ない複合機構といえるでしょう 。
3. LFT AU14.03究極ムーブメントの秘密
ムーブメントは手巻きLFT AU14.03キャリバー。561部品、8日間パワーリザーブ、トゥールビヨンとミニッツリピーターを搭載し、仕上げ工程だけで500時間を費やすなど、ラ・ファブリック・デュ・タン初となる“最複雑”キャリバーです。
4. ケース・エナメル・宝石 – 総仕上げの芸術
18Kホワイトゴールドケースにはアールヌーボー装飾を施し、ダイヤとカラーサファイヤなど60石(総3.85ct)をベゼルにセット。エナメルには30色、30回の焼成を要し、小動物から建物までミニマルに再現されています 。
5. 専用トランクとレザーバッグに込められた旅の精神
この時計は専用に仕立てられたアニエール製トランクと、1906年の“モーターズバッグ”をリファインしたドクターバッグ(サフランレザー)に収められ、チェーンも18K白金製。旅の伝統とエル・ヴィ・エム・エイチ・エルの職人技が一体となっています。
6. まとめ
ルイ・ヴィトン“エスカル・オ・ポンヌフ”は、歴史と未来を融合した超絶技巧のユニークピースです。一つひとつが物語性を帯びたアート作品であり、技術の頂点を示すアイコンです。ラ・ファブリック・デュ・タン・ルイ・ヴィトンの新たな章は、この時計に集結しています。約2.5年、1,000時間超の制作時間が証明するように、これはただの時計ではなく、時そのものを旅する装置なのです。








