【ユリス・ナルダン新作】「ハンマーヘッドシャーク」誕生秘話|ラグジュアリーとエシカルの融合

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リード文

1846年創業、海洋クロノメーターで名声を築いたスイスの名門「ユリス・ナルダン」が、最新のダイバーズウォッチ『ダイバー ハンマーヘッドシャーク』を300本限定で発表しました。ブルーPVDチタンの44mmケースに、先進ムーブメントUN‑118を搭載。価格は約¥1,925,000(税別)。海洋保護に繋がる活動とも連動した本作の全貌を探ります。


目次

  1. ユリス・ナルダンとは?

  2. ダイバー ハンマーヘッドシャークの概要

  3. 技術・機能・デザインの詳細

  4. 海洋保護と限定モデルの背景

  5. まとめ

 


1. ユリス・ナルダンとは?

Ulysse Nardin(ユリス・ナルダン)は1846年にスイス・ル・ロックルで創業。初期から海洋クロノメーターの精度で名を馳せ、50を超える国の海軍で採用された歴史を誇ります 。1983年以降はルドルフ・シュナイダーとルートヴィッヒ・エーシュリンによる再構築、新素材・シリコン技術をいち早く導入し、2001年のフリークの登場以降、伝統と革新を両立するブランドとしてトップランクを維持しています


2. ダイバー ハンマーヘッドシャークの概要

  • リファレンス:1183‑170LE‑3A‑HAMMER/3A(ラバーストラップ)、0A(ファブリック)

  • 限定本数:300本

  • 価格:USD 12,100(約¥1,925,000・税別)

  • ケース:44mm径、厚さ14.81mm、ブルーPVDチタン、回転ベゼル付き、防水300m

 


3. 技術・機能・デザインの詳細

  1. ムーブメント
    自動巻き UN‑118。シリコン・バランススプリング+DiamonSil(ダイヤモンシル) escapement 搭載、4Hz 振動、約60時間パワーリザーブ

  2. 文字盤・視認性
    深いブルーのサンドブラスト仕上げに、赤い“X”を効かせたデザイン。12時位置にパワーリザーブ計、6時位置にスモールセコンド&日付窓を配し、夜光処理されて視認性も優れる

  3. ストラップとバックル
    ・ブルーラバーストラップ(赤ハンマーヘッドシャークロゴ入り)、チタン製PVDバックル付き
    ・ブルー×赤ステッチ入りファブリック・ベルクロストラップを付属

  4. 裏蓋と海洋保護への想い
    裏蓋にはハンマーヘッドシャークがエングレーブされ、“1% for the Planet”ロゴも刻印。売り上げの1%が英国ベースの「Shark Trust」へ寄付され、サメ保護活動に役立てられます

 


4. 海洋保護と限定モデルの背景

「ダイバー ハンマーヘッドシャーク」は、海と密接な歴史を持つユリス・ナルダンによる、責任ある時計作りの一環です。絶滅の危機に瀕したサメの保護という重要なテーマを掲げ、その活動を支援する非営利団体への資金援助を目的に開発されました。販売300本分の収益から1%がサメ保護団体へ寄付され、ブランドはShark Trustと協力関係を築いています。ハワイ出身のフリーダイバー、コーツ氏は「責任(kuleana)」という言葉を通じて、海への想いを語り、この時計がその象徴的存在であると語っています


5. まとめ

ユリス・ナルダンがこの『ダイバー ハンマーヘッドシャーク』で示したのは、ブランドの伝統である海洋テクノロジーへの敬意と、革新的ムーブメントを融合させたものです。ブルーPVDチタンの堅牢かつ軽量なケースに、最高峰の自社製UN‑118、さらには海を守るという使命が刻まれ、ただの高級時計の枠を超えた存在に仕上がっています。限定300本という希少性は所有欲を満たすだけでなく、地球環境への貢献という価値も提供します。高額ながら、そのストーリー、技術、社会性が融合した本作は、時計愛好家だけでなく、海と自然に想いを寄せるすべての人にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

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