【極薄QP】オーヴァーシーズ“エクストラフラット・パーペチュアル”3本比較:WGバーガンディ/RGゴールドトーン/RGブルー(4300V)

パーペチュアルカレンダーの魅力は「一度合わせたら、長く正確に付き合える」こと。でも同時に、厚みや扱いづらさがネックになりがちです。オーヴァーシーズ 4300Vは、ケース厚8.1mm・防水50m・付け替え可能ストラップという“日常で使える薄型QP”を、ホワイトゴールドとピンクゴールドで展開します。今回は、4300V/220G-H151(WG×バーガンディ)、4300V/220R-H144(RG×ゴールドトーン)、4300V/220R-B509(RG×ブルー)の違いと選び方を、仕様ベースで整理します。 

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目次

目次

  1. 4300V“エクストラフラットQP”の魅力:薄さ・防水・使いやすさ
     1-1. 41.5mm×8.1mm、50m防水が生む「ラグスポQP」
     1-2. 2100年まで日付修正不要の実用性とムーンフェイズ
  2. Cal.1120 QP:薄型を支えるムーブメントの中身
     2-1. 4.05mmの自動巻きにQPを搭載する意味
     2-2. 仕上げと実装(ジュネーブ・シール/耐磁/シースルー)
  3. 3リファレンスの違い(H151/H144/B509)
     3-1. 文字盤:バーガンディ/ゴールドトーン/ブルーのキャラクター
     3-2. 付属ストラップ:ラバー2本+金無垢ブレス or レザー追加
     3-3. “同じ薄型QP”でも印象が変わるチェックポイント
  4. どれを選ぶ?用途別のおすすめと、最後のまとめ
     4-1. H151(WG)を選ぶなら
     4-2. H144(RG)を選ぶなら
     4-3. B509(RG)を選ぶなら
     4-4. まとめ(結論)

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本文

1. 4300V“エクストラフラットQP”の魅力:薄さ・防水・使いやすさ

4300Vの核は「薄いのに、オーヴァーシーズとして成立している」こと。直径41.5mm・厚さ8.1mm、防水は5 bar(50m)。さらにケースバックはシースルーで、耐磁仕様(裏蓋に“Antimagnetic”表記)も備えます。 

1-1. 41.5mm×8.1mm、50m防水が生む「ラグスポQP」

パーペチュアルカレンダーはドレス寄りになりやすい一方、4300Vはブレスでもラバーでも成立する設計。ケース厚8.1mmという薄さが、袖口の通り・着け心地・見た目の軽快さに直結します。 

1-2. 2100年まで日付修正不要の実用性とムーンフェイズ

永久カレンダーは「うるう年まで含めて自動で合わせ続ける」機構で、4300Vは“2100年まで正しい日付”として説明されています。加えてムーンフェイズは、星空と金の月(2つのゴールドムーン)が視覚的なご褒美。特にB509は“空がブルーダイヤルに溶け込む”表現がされており、同じ機構でもムードが変わります。 

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2. Cal.1120 QP:薄型を支えるムーブメントの中身

3本ともムーブメントはCal.1120 QP(自動巻き)。直径29.6mm・厚さ4.05mm、パワーリザーブ40時間、振動数19,800 vph(2.75Hz)、部品数276、石数36というスペックです。 

2-1. 4.05mmの自動巻きにQPを搭載する意味

QP(曜日・日付・月・閏年)とムーンフェイズを載せながら、ムーブ厚4.05mmに収めるのが“エクストラフラット”の本質。薄さは単なる数字ではなく、「スポーツテイストを崩さず、毎日着けられるQP」に変えるための設計思想です。 

2-2. 仕上げと実装(ジュネーブ・シール/耐磁/シースルー)

3本ともジュネーブ・シール(Hallmark of Geneva)表記があり、ケースバックはサファイアのトランスパレント仕様。さらに耐磁仕様を明記している点は、日常の安心感に効きます。 

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3. 3リファレンスの違い(H151/H144/B509)

3-1. 文字盤:バーガンディ/ゴールドトーン/ブルーのキャラクター

  • 4300V/220G-H151(ホワイトゴールド):バーガンディラッカー文字盤。サンバーストサテンのベース+ベルベット仕上げのミニッツトラック、さらに“ホワイトカウンター”でコントラストを作る設計。針・インデックスにはブルーのスーパールミノバが入ります。 
  • 4300V/220R-H144(ピンクゴールド):ゴールドラッカー文字盤。こちらもサンバーストサテン+ベルベットのミニッツトラックで、カウンターは“スネイル(渦目)”仕上げ。トーンオントーンでも情報量が沈まない作りです。 
  • 4300V/220R-B509(ピンクゴールド):ラッカーのブルー文字盤。H144同様にスネイルカウンターで、ムーンフェイズの“星空”がブルーに馴染むことが特徴として説明されています。 

3-2. 付属ストラップ:ラバー2本+金無垢ブレス or レザー追加

3本とも付属ブレス/ストラップは合計3本で、付け替え可能(インターチェンジャブル)です。 

  • H151(WG):ホワイトゴールドブレス+ラバー2本(レッド/ホワイト) 
  • H144(RG):ピンクゴールド(5N)ブレス+ラバー2本(ダークブルー/ホワイト) 
  • B509(RG):ピンクゴールド(5N)ブレス+ダークブルーのカーフ(グレイン)レザー+ダークブルーラバー 

3-3. “同じ薄型QP”でも印象が変わるチェックポイント

見るべき差は、実はスペックよりも**「色の面積」と「素材の切り替え幅」**です。

  • 色の面積:バーガンディ(H151)はコントラスト強め、ゴールド(H144)は一体感、ブルー(B509)は王道で落ち着く。 
  • 切り替え幅:B509だけ“レザーが標準で付く”ので、ブレス⇄革⇄ラバーの振り幅が最も大きい。 

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4. どれを選ぶ?用途別のおすすめと、最後のまとめ

4-1. H151(4300V/220G-H151|WG)を選ぶなら

  • いちばん「色で選ぶ」満足度が高い(バーガンディ×ホワイトカウンター)
  • ラバーがレッド/ホワイトで、季節感の出し方が上手い
  • 金無垢でも“冷静で知的”に寄せたい(WGの温度感) 

4-2. H144(4300V/220R-H144|RG)を選ぶなら

  • “金無垢の存在感”を、同系色ダイヤルで上品にまとめたい
  • ブレス主体+ラバーでオンオフを回したい(ダークブルー/ホワイトの2本)
  • カウンターのスネイル仕上げで、近距離の表情も欲しい 

4-3. B509(4300V/220R-B509|RG)を選ぶなら

  • オーヴァーシーズらしいブルーで、長く飽きずに使いたい
  • “革ストラップ込み”で、ドレス寄りの顔も最初から揃えたい
  • ムーンフェイズの空がブルーに溶ける統一感が好き 

4-4. まとめ(結論)

  • 華やかさとコントラストで選ぶなら:H151(WG×バーガンディ)
  • 金無垢の一体感・肌なじみで選ぶなら:H144(RG×ゴールドトーン)
  • 万能さ(ブレス+革+ラバー)と王道ブルーで選ぶなら:B509(RG×ブルー)
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