【極薄QPの本命比較】オーヴァーシーズ「4300V」— 4300V/220R-B064(PG)と4300V/220G-B945(WG)の違いと選び方

星空のムーンフェイズと“2100年まで正確”なパーペチュアルカレンダーを、厚さ8.1mmのスポーツラグジュアリーに封じ込めたオーヴァーシーズ4300V。今回の2本は、ケース径41.5mm・ジュネーブ・シール・自動巻きCal.1120 QPなど「核」は同じで、素材(ピンクゴールド/ホワイトゴールド)とダイヤルの表情でキャラクターが分かれます。 

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目次

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  1. まず押さえるべき共通スペックと魅力
  2. デザイン差:ピンクゴールド×シルバー/ホワイトゴールド×ブルー
  3. ムーブメントと表示の“薄さの理由”
  4. どっちを選ぶ?シーン別おすすめ

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1. まず押さえるべき共通スペックと魅力

4300V/220R-B064と4300V/220G-B945は、ともに「オーヴァーシーズ・エクストラフラット(ウルトラシン)・パーペチュアルカレンダー」。直径41.5mmで厚さ8.1mm、防水は5気圧(50m)、耐磁仕様(裏蓋に“Antimagnetic”表記)という、複雑機構としては“日常に寄せた”設計が魅力です。 

さらにこの2本は、レザー/ラバー/同素材ゴールドブレスの「3本付属+付け替え可能」という実用性が強いポイント。気分や服装で一気にキャラ替えできます。 
そして仕上げの頂点として、両方ともジュネーブ・シール(Hallmark of Geneva)認証を取得しています。 

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2. デザイン差:ピンクゴールド×シルバー/ホワイトゴールド×ブルー

**4300V/220R-B064(ピンクゴールド)**は、シルバートーンのラッカーダイヤル。サンバーストサテンのベースに、ベルベット仕上げのミニッツトラック、スネイル仕上げのカウンターで、光が当たるたびに“層”が出ます。ムーンフェイズは星がきらめく夜空に18Kゴールドの月という、ロマンとラグジュアリーが直球で伝わる表情。さらにアプライドインデックスと針は18Kゴールド製で、ブルーのスーパールミノヴァ®が効いています。 

**4300V/220G-B945(ホワイトゴールド)**は、サンバーストサテン仕上げのラッカーブルーダイヤル。こちらもベルベット仕上げのミニッツトラック、スネイルカウンター、星空ムーンフェイズ(18Kゴールドの月)という構成で、寒色の“凛としたスポーティーさ”が前に出ます。インデックスと針は18Kゴールドで、同じくブルーのスーパールミノヴァ®。 

印象でまとめると

  • B064(PG×シルバー):ドレス感と艶、肌なじみの良さ。華やかさが出やすい。 
  • B945(WG×ブルー):クールで端正、スポーツラグジュアリーの王道。ブルーの深みが主役。 

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3. ムーブメントと表示の“薄さの理由”

搭載するのは自動巻きCal.1120 QP(公式表記:1120 QP)。直径29.6mm、厚さ4.05mmという薄さの設計に、永久カレンダーとムーンフェイズを載せています。パワーリザーブは40時間、振動数は19,800vph(2.75Hz)、部品数276、石数36。 

表示は「針によるパーペチュアルカレンダー」を核に、曜日/月/閏年(48か月周期表示)/ムーンフェイズまでを統合。しかも2100年まで正確な日付表示とされており、“薄いのに本格派”を名乗れる根拠になっています。 

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4. どっちを選ぶ?シーン別おすすめ

**迷ったら、最初に決めるのは「色温度」**です。スペックは同等なので、手元の“体温”が変わります。

  • スーツ/会食/ジュエリー(YGやPG)と合わせるなら:B064(ピンクゴールド)
    シルバートーンの面で上品にまとめつつ、ケースとブレスの艶で“格”が出ます。ストラップもダークブルーのラバー/カーフが付属なので、外すときはスポーティーに落とせます。 
  • ビジカジ〜休日、ブルー系の服・デニム、WG/PT系アクセなら:B945(ホワイトゴールド)
    ブルーダイヤルのスポーティーさがオーヴァーシーズらしさを濃くしてくれます。付属ストラップもダークブルーで統一され、まとまりが良い一本です。 

どちらも「50m防水+耐磁+付け替え3本」という、複雑時計としては珍しく“使い倒す前提”の設計。最後は、**自分の手元を“暖かく見せたいか/冷たく締めたいか”**で決めるのがいちばん後悔しません。

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