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    【オーデマピゲ】「ロイヤルオーク」2大モデルを徹底比較|15412BCと15412ORの違いとは?

    【オーデマピゲ】「ロイヤルオーク」2大モデルを徹底比較|15412BCと15412ORの違いとは?

    Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)の象徴ともいえる「ロイヤルオーク」シリーズ。その中でも異彩を放つ「ダブルバランスホイール オープンワーク」モデルから、2つのラグジュアリーなバリエーション、15412BC.YG.1224BC.03-B(ホワイトゴールド×レインボーベゼル)と15412OR.YG.1224OR.01-B(ローズゴールド×レインボーベゼル)をご紹介します。どちらも同じムーブメントを搭載しながら、素材や仕上げによって異なる魅力を放つこの2本。それぞれの特徴を比較しながら、所有する価値や市場での位置づけまで詳しく解説していきます。


    目次

    1. モデル概要とデザインの特徴

    2. ホワイトゴールドとローズゴールドの比較

    3. ダブルバランスホイール機構の魅力

    4. 資産価値と市場での評価

    5. まとめ


    1. モデル概要とデザインの特徴

    Audemars Piguetの「ロイヤルオーク ダブルバランスホイール オープンワーク」は、ブランドの高級技術力を象徴するモデルです。このシリーズは、スケルトン加工されたムーブメントと複雑機構が調和し、機能美と芸術性を兼ね備えた一本として時計愛好家から高く評価されています。

    今回取り上げる2モデルも例外ではなく、41mm径のケースサイズとわずか10.1mmの厚みに、極めて緻密な構造美が凝縮されています。ダイヤルは全面スケルトン化され、機械式ムーブメントの動きを視覚的に楽しめる仕様となっています。

    #15412BC.YG.1224BC.03-B

    さらに、ベゼルにはバゲットカットのマルチカラー宝石が配されており、まるで虹のような輝きを放ちます。文字盤上のシンプルな針とインデックスとのバランスも絶妙で、派手すぎず上品な印象を与えます。


    2. ホワイトゴールドとローズゴールドの比較

    両モデルの最大の違いは素材とその仕上げにあります。

    15412BC.YG.1224BC.03-Bは、ホワイトゴールドをベースにしたケースとブレスレットが特徴です。表面は細かくハンマーで打ち込まれたようなフロステッド加工が施され、ダイヤモンドダストのような微細な輝きを放ちます。クールで洗練された印象を好む方にぴったりの選択肢といえるでしょう。

    #15412BC.YG.1224BC.03-B

    一方、15412OR.YG.1224OR.01-Bはローズゴールドを採用しており、柔らかく温かみのある色合いが魅力です。同じくフロステッド加工が施されており、華やかでエレガントな雰囲気を持ちます。ローズゴールドの赤みとレインボーベゼルの多彩な輝きが相まって、非常に印象的な存在感を放ちます。

    #15412OR.YG.1224OR.01-B

    どちらも高級感に溢れていますが、スタイルやシーンに合わせた選択が楽しめるのが魅力です。


    3. ダブルバランスホイール機構の魅力

    #15412BC.YG.1224BC.03-B

    両モデルに共通して搭載されているのが、自社開発の自動巻ムーブメント「キャリバー3132」です。このムーブメントの特徴は、文字通り「ダブルバランスホイール」構造を採用している点にあります。

    通常の時計では一つのバランスホイールが時刻の安定性を担いますが、この機構では二つのバランスホイールとヒゲゼンマイが一体となり、共鳴するように動作します。これにより、精度と安定性の向上が期待できるだけでなく、衝撃や姿勢差に対しても強くなる設計です。

    スケルトン加工により、このメカニズムが表からも裏からも鑑賞可能になっており、まさに“見せるための機構美”として時計ファンを魅了してやみません。


    4. 資産価値と市場での評価

    #15412OR.YG.1224OR.01-B

    この2モデルは、限定生産や流通量の少なさから非常に高い希少性を持っています。新品・中古を問わず、常に高価格帯で取引される傾向があり、資産価値も非常に高いのが特徴です。

    近年ではラグジュアリー時計の中でも「希少性」と「技術力」の両面を備えたモデルに注目が集まっており、ダブルバランスホイールを搭載したこれらの時計はその代表例といえるでしょう。

    さらに、ホワイトゴールドとローズゴールドのバリエーションは、どちらもそれぞれ異なる層から支持を受けており、コレクターズアイテムとしての価値も年々高まっています。今後の市場動向を見ても、長期的に見て安定した投資価値が見込めるモデルです。


    5. まとめ

    #15412BC.YG.1224BC.03-B

    • 素材の違いで個性が明確に分かれる2本:ホワイトゴールドはクールで現代的、ローズゴールドは温かくラグジュアリー。

    • どちらもハンマリング加工による特別な外装を持ち、視覚的なインパクトは抜群。

    • キャリバー3132のダブルバランスホイール機構がもたらす精度と信頼性。

    • 限定性と希少性による高い資産価値も魅力の一つ。

    この2モデルは、ただの高級時計ではなく、アートピースとしても語れる完成度を持っています。どちらを選んでも後悔のない、珠玉の一本といえるでしょう。