ロレックス
ROLEX
ラグジュアリーウォッチの代名詞「ロイヤルオーク」シリーズから、技術と美の結晶とも言える2本のモデルが注目を集めています。それが、ステンレススティールの15407ST.OO.1220ST.02と、ゴージャスなイエローゴールド仕様の15412BA.YG.1224BA.01-Bです。本記事では、それぞれの仕様、デザイン、機構、そしてどんな方におすすめかを詳しく解説します。あなたのライフスタイルに最適な1本を見つける参考にしてください。
15407ST.OO.1220ST.02(ステンレスモデル)の特徴
1-1. ケースと外装のデザイン美
1-2. オープンワークとムーブメント
15412BA.YG.1224BA.01-B(ゴールド×レインボーモデル)の魅力
2-1. 素材と宝石装飾のインパクト
2-2. デザインと価格帯のギャップ
両モデルに共通する革新機構:ダブルバランスホイール
どちらを選ぶべきか?使用シーン別おすすめ
まとめ
15407STは、ロイヤルオークらしい八角形ベゼルと統合型ブレスレットを備えた、ステンレススティール製の41mmモデルです。仕上げには、サテンとポリッシュが巧みに使い分けられており、光を受ける角度によって繊細な輝きを放ちます。素材としては耐久性に優れ、日常的な着用にも適しています。エッジの立ったベゼルとシャープなケースラインは、スポーティかつエレガントな印象を演出してくれます。
このモデルの最大の特長は、フロントとバックの両面からムーブメントの内部構造を堪能できるスケルトン仕様です。ムーブメントは自社製の自動巻きキャリバーで、視覚的な美しさだけでなく高精度な時間計測も兼ね備えています。ピンクゴールドトーンのパーツが差し色となっており、ステンレスのクールな印象に温かみをプラス。視認性を保ちつつ芸術性を追求した一本です。
15412BAは、18Kイエローゴールドに「フロステッド仕上げ」と呼ばれる独自の加工を施した、非常にラグジュアリーなモデルです。さらに、ベゼルにはレインボーカラーのバゲットカット宝石がぐるりと配されており、ひと目で視線を奪う圧倒的な存在感を放ちます。煌びやかさと遊び心、そしてクラフトマンシップが融合した、まさに腕元の芸術作品です。
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ケースサイズやムーブメントはステンレスモデルとほぼ同等でありながら、素材と装飾の違いによって価格帯は大きく異なります。市場においては極めて希少で、一部では限定生産ともされており、資産価値も非常に高いモデルです。派手になりすぎないようダイヤルはグレー系で抑えられており、華美でありながらもバランスの取れた美しさを備えています。
2本のモデルに共通して搭載されているのが、オーデマ・ピゲ独自のダブルバランスホイール機構です。これは1つのムーブメント内に2つのバランスホイールを設けることで、振動の安定性と精度を大幅に向上させる革新的な技術です。さらにスケルトン構造により、その精巧な動きを視覚的に楽しむことができ、時計愛好家にとっては堪らない魅力となっています。
どちらのモデルも唯一無二の存在ですが、用途やライフスタイルによって最適な選択が異なります。ビジネスや日常で使用したい方には、上品で実用性も高いステンレスモデル(15407ST)が最適です。一方で、パーティーシーンやイベントなどで特別な存在感を放ちたい場合は、ゴールドモデル(15412BA)が圧倒的な魅力を発揮します。また、将来的な資産性を重視するなら、希少性の高いゴールドモデルに軍配が上がるでしょう。
15407ST.OO.1220ST.02は、洗練されたステンレススティール素材にスケルトンの美しさを兼ね備えた、日常にも映える完成度の高いモデルです。対して15412BA.YG.1224BA.01-Bは、贅沢な素材と装飾で非日常を演出する一本。両者ともに高い技術と美的センスを持つロイヤルオークの傑作であり、それぞれの用途や価値観に応じて選択するのが最も賢明です。どちらを選んでも、所有する喜びを味わえることは間違いありません。