【ホワイトゴールド×ブルー】ロイヤルオーク2モデルを比較解説｜26240BCと15510BC

Audemars Piguet（オーデマ・ピゲ）の「ロイヤルオーク」シリーズには、ホワイトゴールドの魅力とブルーダイアルの美しさを兼ね備えたモデルが存在します。中でも「26240BC.OO.1320BC.04」と「15510BC.OO.1320BC.04」は、グランデ・タペストリーダイアルと高級素材が特徴の注目モデルです。本記事では、この2つのモデルのデザイン・スペック・機能性を比較し、購入検討者や時計愛好家にとって役立つ情報を丁寧にご紹介します。

#26240BC.OO.1320BC.04

このモデルは、18Kホワイトゴールド製のケースとブレスレットを採用したクロノグラフモデルです。41mmのケースサイズで、重厚感と存在感を備えつつも、洗練された印象を与えます。ダイアルには、中央から外側にかけて濃淡が変化するスモークブルーのグランデ・タペストリーパターンが施されており、光の角度によって表情が変わります。

また、インデックスと針もホワイトゴールド製で、夜間の視認性を確保するために蓄光塗料が塗布されています。ブレスレットにはポリッシュとサテン仕上げが組み合わされており、高級感ある立体的な質感を演出しています。

1-2. ムーブメントと機能性

搭載されているのは自社製ムーブメント「Calibre 4401」で、フライバック機能付きのクロノグラフです。時・分・スモールセコンド・日付表示に加え、クロノグラフのスタート・ストップ・リセットをスムーズに行えるメカニズムを備えています。パワーリザーブは約70時間、防水性は50m。ケース厚は約12.4mmと、クロノグラフとしてはバランスの取れたプロポーションです。

2. 15510BC.OO.1320BC.04の特徴

2-1. デザインと素材

15510BC.OO.1320BC.04も26240BC同様、18Kホワイトゴールドケースとブレスレットを採用しています。ケース径は同じく41mmながら、こちらはシンプルな3針モデルのため、厚みは約10.5mmとよりスリム。グランデ・タペストリーダイアルは同様にスモークブルーで、中央からエッジにかけてグラデーションがかかる精緻な仕上げが特徴です。

デイト表示は3時位置に配置され、視認性とバランスのとれたデザインが魅力。シースルーのケースバックを通して、精密に仕上げられたムーブメントを眺めることができます。

2-2. ムーブメントと使いやすさ

搭載ムーブメントは自動巻の「Calibre 4302」。時・分・秒・日付表示に対応し、約70時間のパワーリザーブを誇ります。クロノグラフ機能はありませんが、その分構造がシンプルで厚みも抑えられており、日常使いにも適しています。防水性能も50mで、実用面での安心感もあります。

3. 両モデルの比較ポイント

26240BC.OO.1320BC.04はクロノグラフを搭載したスポーティーなハイエンドモデルであり、機能性を重視する方に適しています。一方で、15510BC.OO.1320BC.04はシンプルで薄型な構造を採用しており、ビジネスシーンやフォーマルな場面でも活躍します。

両者ともに、ホワイトゴールドケースにスモークブルーのダイアルを組み合わせたラグジュアリーな外観が共通しており、見た目の印象には強い共通性がありますが、目的やライフスタイルに応じた選択が求められます。

4. まとめと選び方のヒント

#15510BC.OO.1320BC.04

26240BC.OO.1320BC.04は、クロノグラフという複雑機構を持ちつつ、重厚で存在感あるモデルです。計測機能やメカニカルな魅力を重視したい方に向いています。一方の15510BC.OO.1320BC.04は、よりスリムで使いやすい構造のため、毎日の着用や長時間の使用にも適しています。

どちらも18Kホワイトゴールドを贅沢に使用し、グランデ・タペストリーダイアルで個性を演出。美しさと機能性、そして所有する喜びを満たしてくれるタイムピースです。自分のスタイルや用途に合わせて、どちらが自分に合っているかを見極めることがポイントです。