ロレックス
ROLEX
ロレックスの中でも特に人気が高い「コスモグラフ デイトナ」。その中でもラグジュアリーな魅力を放つのが、Ref.16568BRとRef.116568BRです。どちらもイエローゴールド製の豪華な外装とダイヤモンドベゼルが特徴で、見る者を圧倒する存在感を誇ります。しかし、見た目の印象は似ていても、搭載されているムーブメントやダイヤルの意匠には明確な違いがあります。本記事では、これら2つのモデルの詳細を比較しながら、それぞれの魅力を徹底解説します。
Ref.16568BRとは
Ref.116568BRとは
デザインの違いと個性
ムーブメントとスペックの違い
価格と市場評価の動向
まとめ
Ref.16568BRは、ロレックス デイトナの中でも特に高級感を強調したモデルで、1990年代後半から2000年代初期にかけて製造されていました。ケースサイズは40mm、素材は18Kイエローゴールド。ベゼルには贅沢にバゲットカットのダイヤモンドが24個セッティングされ、視覚的なインパクトが強い仕様です。
このモデルの魅力のひとつは、多様なダイヤルオプションにあります。ブラック文字盤に8ポイントのダイヤモンドインデックスが施された仕様は特に人気が高く、他にもパヴェダイヤダイヤルの豪華仕様も存在します。インデックスにもダイヤモンドが使われており、華やかな装飾性が際立ちます。
Ref.116568BRは、Ref.16568BRの後継モデルとして登場した最新世代のラグジュアリーデイトナです。こちらもイエローゴールド製で、ケースサイズは同じく40mm。ベゼルには同様にバゲットダイヤモンド24個がセッティングされています。
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画像にあるように、グリーンダイヤルは非常に希少で高い評価を受けています。深みのある緑にイエローゴールドが映え、ラグジュアリーかつモダンな印象を与えます。インデックスもダイヤモンドで飾られており、視認性と高級感のバランスが絶妙です。
16568BRのブラックやパヴェダイヤルは、クラシックで力強い印象。一方116568BRはグリーンダイヤルの個性が際立ち、より現代的で洗練されたデザインといえるでしょう。どちらもバゲットダイヤベゼルを備えていますが、細部の仕上げに違いがあります。
16568BRは「重厚でゴージャス」、116568BRは「洗練と個性」がキーワード。どちらが上というよりは、選ぶ人の好みによって大きく印象が変わるモデルです。
16568BRにはゼニス社製エル・プリメロをベースにしたCal.4030が搭載されています。対して116568BRにはロレックス自社開発のCal.4130が搭載され、約72時間のパワーリザーブやメンテナンス性の高さが評価されています。
Cal.4130は部品点数が少なく耐久性が高いため、長期間使うことを想定するなら116568BRが有利です。一方で、Cal.4030の持つクラシカルな魅力や機械的ロマンは16568BRの大きな魅力となります。
現在、Ref.16568BRは年々流通量が減少しており、希少価値が高まっています。特にパヴェ仕様や付属品完備の個体はプレミア価格で取引されています。
Ref.116568BRも新品流通は非常に少なく、中古市場での価格は安定して上昇傾向。特にグリーンダイヤル仕様はコレクター人気が高く、相場が1,000万円を超える例も珍しくありません。
Ref.16568BRとRef.116568BRは、ロレックス デイトナの中でも特別な存在であり、ラグジュアリーウォッチの頂点ともいえるモデルです。
16568BRはゼニスムーブメントを搭載したクラシカルな趣と迫力あるデザインが特徴であり、コレクター垂涎の一本。
一方、116568BRはロレックスの技術が詰まった自社ムーブメントと現代的なデザインを融合したモデルであり、今後の資産価値にも大いに期待できます。
どちらも単なる時計を超えた「芸術作品」としての価値を持ち、所有する喜びを与えてくれる逸品です。