【ヴィンテージ志向に】Vacheron Constantin Malte手巻きモデルを徹底解剖

Vacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)のMalteコレクションは、そのトノー(樽型)ケースと高精度な自社製手巻きムーブメントで高い評価を受けています。本記事では、シンプルな二針小秒モデル「82230/000R‑9963」と、詩的で技術的なムーンフェイズ付き「7000M/000R‑B109」を正確に比較し、それぞれの魅力を詳しくご紹介します。


目次

目次

  1. 概要
    1‑1. Malte 82230/000R‑9963
    1‑2. Malte 7000M/000R‑B109

  2. 外装スペック比較

  3. ムーブメントの特徴と実用性

  4. 選び方とまとめ


1. 概要

1‑1. Malte 82230/000R‑9963

ヴァシュロン・コンスタンタンの手巻き「Malte Small Seconds」。18Kピンクゴールド製トノーケース(42×36.7mm、厚さ9.25mm)、手巻きキャリバー4400 AS搭載。パワーリザーブ約65時間、スモールセコンドを6時位置に配置。ジェネーブ・シール取得。

1‑2. Malte 7000M/000R‑B109

同じく18Kピンクゴールド製トノーケース(42×36.7mm、厚さ10.49mm)に、手巻きキャリバー1410 ASを搭載。ムーンフェイズとパワーリザーブ表示という実用的な見どころを備え、122年精度の高精度ムーンフェイズ機構を搭載。ジェネーブ・シール取得。


2. 外装スペック比較

  • サイズ・形状:両モデルとも42×36.7 mmのトノー型ケース、厚さは前者9.25 mm、後者10.49 mmでムーンフェイズ搭載モデルの方がやや厚い。

  • 防水性:両者とも30 m(3 bar)を確保。

  • 文字盤およびバック:82230は小秒と伝統的なローマ数字・バーインデックスを採用し、サファイアケースバック。7000Mはムーンフェイズとパワーリザーブ表示を備え、ケースバックはソリッド仕様。


3. ムーブメントの特徴と実用性

  • キャリバー4400 AS(82230搭載)

    • 手巻き、21石、4Hz、パワーリザーブ65時間、直径28.6mm。高振動で安定感があり、実用性に優れる。

  • キャリバー1410 AS(7000M搭載)

    • 手巻き、22石、4Hz、パワーリザーブ40時間。ムーンフェイズ&パワーリザーブ表示付きの複雑キャリバー。ムーンフェイズは122年精度と非常に高精度。

  • 実用性の観点

    • 82230は65時間駆動のため、週末外しても概ねそのまま使える。

    • 7000Mは複雑機能と薄さのバランスを持ち、デイリーでも特別な機構を楽しめるが、パワーリザーブは短め。


4. 選び方とまとめ

選ぶ基準 82230/000R‑9963 7000M/000R‑B109
デザイン シンプルでクラシカル ムーンフェイズ&パワーリザーブ付き
実用性 65時間駆動で使い勝手良い 見た目も楽しめるが駆動時間短め
ムーブメント キャリバー4400 AS キャリバー1410 AS
厚さ 9.25 mm 10.49 mm
  • 小秒だけを求めるなら82230/000R‑9963はシンプルかつ実用的。

  • 天文学的美しさや詩的な機構を楽しみたいなら7000M/000R‑B109がおすすめ。


まとめ

本記事では、Vacheron Constantin Malteコレクションの2大手巻きモデルを正確に検証しました。どちらを選ぶかは、あくまでスタイルと機能の好み次第です。シンプルさと使いやすさを重視するなら「82230/000R‑9963」、詩的で技術的な美しさを求めるなら「7000M/000R‑B109」が最適な選択でしょう。ぜひ最寄りの正規ブティックで、その輝きを実際に感じてみてください。

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