目次
1. スティープルとは?
1-1. 誕生背景とコンセプト
1-2. カラフルなキャンバス地の魅力
2. デザインの特徴
2-1. 馬具モチーフのチャーム
2-2. レザー×キャンバスの絶妙バランス
3. サイズ展開とカラーバリエーション
3-1. Steeple 25/28/31の違い
3-2. 人気カラーと素材の種類
4. まとめ
「カジュアルに使えて上品さも忘れない」。そんな理想のバッグを探している方に注目してほしいのが、エルメスの新鋭トートバッグ「スティープル」です。キャンバス×レザーの絶妙なバランス、馬具由来のアイコニックなチャーム、そして日常使いしやすいサイズ感。初めてのエルメスにもぴったりな一品、その魅力をご紹介します。
エルメス「スティープル」は、2020年代に登場した比較的新しいバッグラインです。その名の“Steeple(スティープル)”は、馬術競技の一種に由来し、ブランドの原点である馬具製造の歴史をしっかりと踏襲しています。エルメスの象徴であるクラフツマンシップと現代的なライフスタイルへの適応性を融合させたモデルであり、伝統と革新のバランスが見事に体現されています。実用性を重視しながらも、エレガンスを犠牲にしない設計は、まさにエルメスならではのアプローチです。高級感がありながら、気負わず日常的に使えるバッグとして、多くの女性から注目を集めています。
スティープルの最大の魅力のひとつが、上質なキャンバス地です。トワルアッシュやトワルミリタリーといった耐久性と通気性に優れた素材を用い、軽さと強度を両立しています。これにより、デイリーに使いやすく、肩や腕への負担も少ないのが特徴です。また、エルメスらしく洗練されたカラーリングも魅力で、ベージュ×ブラック、ブルージーン、エトゥープなど、ファッションに馴染みやすく、それでいて個性もある色合いが揃っています。落ち着いた印象のカラーも多いため、年齢を問わず幅広い層に人気を博しています。
スティープルのフロントやハンドルには、エルメスのアイコンである馬具を模したチャームが付属しています。とくに「鐙(あぶみ)」を模したメタルチャームは、他のバッグにはないユニークなアクセントとなっており、シンプルなバッグに程よい遊び心を添えています。このディテールは、馬具職人としてのルーツを持つエルメスならではのデザイン哲学を象徴しており、歴史と伝統を感じさせるポイントです。チャームは取り外し可能で、気分やシーンに応じてカスタマイズできるのも嬉しい要素です。
スティープルは、しなやかなキャンバス地と上質なカーフレザーのコンビネーションが絶妙です。ハンドルや縁取り、底部分にレザーを用いることで、構造の強度を保ちつつ、バッグ全体に高級感が生まれます。キャンバスのナチュラルな風合いと、レザーの艶やかさが対照的で、視覚的にも美しいコントラストを演出。手に取ったときの質感や重量感は、まさにエルメスクオリティ。耐久性にも優れているため、日常使いにおいてもヘタりにくく、長く愛用できる逸品です。
スティープルには、用途や好みに合わせて選べる複数のサイズ展開があります。Steeple 25は小ぶりで、必要最小限の荷物をスマートに持ち歩きたい方におすすめ。コンパクトながらも収納力は十分で、財布やスマホ、ポーチなどがすっきり収まります。28サイズはもっとも汎用性が高く、A5ノートやペットボトルも入るので、普段使いにぴったりです。一方の31サイズは大容量タイプで、書類やノートPCも収納可能なため、ビジネスシーンにも対応できます。自身のライフスタイルに合わせたサイズ選びが鍵となります。
スティープルの人気カラーは、シーンを問わず使える落ち着いたトーンが中心です。とくに、ナチュラル×ブラックやエトゥープ、ネイビー系が定番人気で、ファッションを選ばない万能カラーとして好まれています。また、ポップなブルージーンやルージュ系のカラーも、季節感や気分を変えたいときにぴったりです。素材は、前述のトワルアッシュやトワルミリタリーなどのキャンバス地に加えて、ハンドルや底部分にスイフトレザーやトゴレザーが使われることもあります。カラーと素材の組み合わせで、印象ががらりと変わるのもスティープルならではの楽しさです。
スティープルは、実用性とラグジュアリーさを兼ね備えた希少な存在です。キャンバス地の軽快さとレザーの品格、馬具モチーフのチャームが絶妙に調和し、どんなシーンにも自然に馴染みます。サイズも豊富で、自身のライフスタイルにぴったりのバッグが見つかる点も魅力。初めてのエルメスにも、自信を持っておすすめできる一品です。