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    【手巻き×構造美】クラシック機構の真髄:リシャールミルRM017・RM021比較ガイド

    【手巻き×構造美】クラシック機構の真髄:リシャールミルRM017・RM021比較ガイド

    かつてない薄さと優雅さを備えたRM017と、航空素材と革新的構造で空の世界観を具現化したRM021──どちらも“手巻き×クラシック構造美”を追求する稀代のモデルです。この記事では、それぞれのユニークな設計背景と共通する美意識を交えながら、機構や素材、仕上げまで詳細に比較解説します。時計ファンはもちろん、デザインや素材にこだわる方にも響く魅力が詰まっています。


    目次

    1. RM017:超薄型トゥールビヨンの美学

    2. RM021:航空素材とクラシカル機構の融合

    3. 共通の魅力:手巻き機構と構造美

    4. まとめ:選ぶならどちら?最終比較


    1. RM017:超薄型トゥールビヨンの美学

    1‑1. 驚異の薄さと手巻きムーブメント

    RM017はケース厚わずか8.7 mm、ムーブメント厚4.65 mmの超薄型トゥールビヨンを実現しています。この極薄設計は、18KゴールドとPVD加工チタンの協奏によって達成され、ポリッシュされたブリッジやスクリューなど職人技が光ります

    1‑2. 機能美と安全設計

    ワインディング・ニュートラル・時刻調整を切り替えるクラウンの“関数セレクター”は、車のギアボックスのように操作がわかりやすく、過巻き防止のトルクリミッターと連動しています 。徹底した設計により、薄型ながら信頼性も確保されています。


    2. RM021:航空素材とクラシカル機構の融合

    2‑1. 航空技術由来の素材

    RM021では、NASAでも研究されたオーソローム・チタンアルミナイドをハニカム構造で用い、チタンとカーボンナノファイバーとの複合素材ベースプレートを採用しています。耐熱・ねじれ性能が非常に高く、耐久性と軽量性の両立が実現されました

    2‑2. 手巻き+トゥールビヨン×航空構造

    70時間のパワーリザーブを備え、トルクインジケーターや関数セレクターも搭載する本格派 。航空機の翼のように設計されたV字型ベースプレートに、ムーブメントを宙に浮かべて配する大胆なレイアウトも注目です 。


    3. 共通の魅力:手巻き機構と構造美

    RM017とRM021に共通するのは、手巻きトゥールビヨン/クラシカル機構の美しさ──

    • 機械の鼓動を直に感じる手巻き:定期的に自分で巻き上げることで、操作する悦びが得られます。

    • 構造の見える化:どちらもスケルトナイズされた構造で、ブリッジやギアが露出し、時計の“心臓部”が鑑賞できます。

    • 高級素材による仕上げ:Grade‑5チタンやPVD処理、オーソローム素材等、高性能素材が外観と実用性を両立。


    4. まとめ:選ぶならどちら?最終比較

    項目 RM017 RM021
    デザイン 超薄型で優雅。ドレッシー寄り 航空意匠・力強い構造。モダン寄り
    素材・構造 ゴールド+PVDチタン 航空素材ハニカム+カーボン
    操作性 薄型ながら実用的な機能切替 トルク・関数等、機構的魅力満載
    実用性 正常使用に耐える信頼設計 70時間長時間駆動+耐久性重視

    結論

    • フォーマルなドレスウォッチとして“優雅さ”を求めるならRM017。

    • テクノロジー感や構造美を楽しみたいならRM021がぴったり。


    このように、RM017もRM021も「手巻き×クラシカル構造美」の頂点を極めた意欲作です。どちらを選ぶにせよ、機械式時計の真髄を味わえる珠玉のモデルと言えるでしょう。