【甘さに品格を宿す】116515LN/116505 “チョコアラビア” の世界

“チョコアラビア”は、ブラウン〜チョコレート系ダイヤルにアラビア数字を載せたデイトナの通称。黒ほど強く主張しないのに、手元の印象は深く残る——その「余韻」が魅力です。実際に Ref.116515LNRef.116505 いずれも “Chocolate Arabic Dial” として流通する個体が確認できます。


目次

目次

  1. チョコアラビアが刺さる理由
     1-1. “アラビア数字×チョコ”の視認性と色気
     1-2. なぜ「被らない」のか
  2. 116515LN チョコアラビアの魅力
     2-1. ブラック×エバーローズのコントラスト
     2-2. オイスターフレックスが作る“抜け感”
  3. 116505 チョコアラビアの魅力
     3-1. フルエバーローズの重厚感
     3-2. 王道に見えて王道じゃない“通”の選び
  4. チョコアラビアが“飽きない”理由(差し替え版)

1. チョコアラビアが刺さる理由

1-1. “アラビア数字×チョコ”の視認性と色気

チョコ系ダイヤルは、黒ほど硬くないのに締まる色。そこにアラビア数字が入ることで、目が自然に文字盤を追い、立体感も増します。結果として、スポーツモデルのはずなのにどこかクラシックな温度が出る——“甘さ”ではなく“色気”として成立しやすい顔になります。

1-2. なぜ「被らない」のか

同じデイトナでも、インデックス系の定番顔に比べて、チョコ×アラビアは探す人が限定されがちです。だからこそ市場では「好みが合う人にだけ、強く刺さる」傾向が出やすい。量産感を避けたい層がこの顔に吸い寄せられます。


2. 116515LN チョコアラビアの魅力

2-1. ブラック×エバーローズのコントラスト

116515LNは、エバーローズゴールドに“黒”の要素が効くことで、チョコの柔らかさを引き締めます。ブラウンの余韻を残しながら、輪郭だけはシャープ——この二面性が116515LNの美点です。

2-2. オイスターフレックスが作る“抜け感”

Rolex公式サイトでは、オイスターフレックスは2015年に導入されたブレスレットとして説明されています。
この構造が生むのは、金無垢の迫力を保ったまま、見た目の重さだけを少し軽くする“抜け”。チョコアラビアの柔らかい表情と相性がよく、都会的なテンポでまとまります。


3. 116505 チョコアラビアの魅力

3-1. フルエバーローズの重厚感

116505は、ケースもブレスもエバーローズの密度で押してくるタイプ。チョコアラビアの“甘い色気”が、軽さではなく「重みのある余韻」として残ります。流通上も “116505 Chocolate Arabic Dial” の個体が確認できます。

3-2. 王道に見えて王道じゃない“通”の選び

フル金無垢×チョコは一見王道。でも、アラビア数字が入った瞬間に、定番から半歩ズレた個性が立ち上がります。派手さではなく、選びの思想がにじむ顔——それが116505のチョコアラビアです。


4. チョコアラビアが“飽きない”理由(差し替え版)

4-1. 色がつくる余韻

チョコのブラウンは、黒ほど強く主張しないのに、手元の印象はちゃんと残る色です。光の当たり方で濃くも淡くも見え、同じ時計でも「今日は表情が違う」と感じやすい。長く付き合えるニュアンスがここにあります。

4-2. アラビア数字が生む“温度感”

インデックスよりアラビア数字は、人の目が自然に追いやすい形。ブラウンの柔らかさと合わさることで、スポーツモデルのはずなのに、どこかクラシックな温度が出ます。いわゆる“派手”とは違う、静かな個性です。

4-3. 116515LNと116505で変わる気配

同じチョコアラビアでも、印象はかなり変わります。

  • 116515LN:質感は軽やかで、色気がスッと立ち上がるタイプ。
  • 116505:密度が高く、手元に“重みのある余韻”が残るタイプ。

どちらが上、というより「同じ香りで、濃度が違う」イメージです。


まとめ

116515LN/116505の“チョコアラビア”は、派手さで勝負する顔ではありません。
ブラウンの余韻とアラビア数字の温度感が合わさって、静かに個性が残るデイトナになります。軽やかな気配に寄るなら116515LN、密度と余韻に寄るなら116505——同じテーマを別の濃度で楽しめるのが、この2本のいちばんの面白さです。

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