【航空機とスーパーカーの融合】リシャールミルの名作2選｜航空＆自動車の超限定モデル

リシャール・ミルは、革新的な技術と卓越したデザインで知られる高級時計ブランドです。今回は、航空機と自動車という異なる分野とのコラボレーションから生まれた2つのモデル、RM 62-01 トゥールビヨンバイブレーションアラーム ACJとRM 40-01 オートマティックトゥールビヨンマクラーレンスピードテールをご紹介します。それぞれのモデルが持つ独自の魅力と技術的特徴を詳しく解説します。

1. RM 62-01 トゥールビヨンバイブレーションアラーム ACJ

RM 62-01は、リシャール・ミルとエアバス・コーポレート・ジェッツ（ACJ）とのコラボレーション第2弾として誕生したモデルです。この時計は、静寂を重んじるラグジュアリーな空間での使用を想定し、振動によって時間を知らせるバイブレーションアラームを搭載しています。この機構は、従来の音によるアラームとは異なり、装着者だけが感じ取れる振動で時間を通知するため、周囲に音を立てずに時間を確認できます。

ムーブメントは手巻きのトゥールビヨンで、時・分表示、オーバーサイズデイト、UTC（協定世界時）表示、AM/PMインジケーター、ファンクションセレクター、パワーリザーブインジケーターを備えています。ケースはチタンとカーボンTPT®の組み合わせで、サイズは42.00 x 49.94 x 16.90mm、50m防水です。世界限定30本の希少モデルで、価格は約1億3200万円（税別）とされています。

2. RM 40-01 オートマティックトゥールビヨンマクラーレンスピードテール

RM 40-01は、リシャール・ミルとマクラーレン・オートモーティブとのパートナーシップから生まれたモデルで、マクラーレンのハイパーカー「スピードテール」にインスパイアされています。この時計は、自然界で最も空力的に効率的とされる涙滴型のフォルムを採用し、エアロダイナミクスを追求したデザインが特徴です。

ムーブメントは自動巻きのトゥールビヨンで、時・分表示、可変ジオメトリーローター、オーバーサイズデイト、パワーリザーブインジケーター、ファンクションセレクターを搭載しています。ケースはグレード5チタン製で、サイズは48.25 x 41.80mm、50m防水です。世界限定106本で、価格は約900,000スイスフラン（約998,000ドル）とされています。

3. 両モデルの比較と選び方

RM 62-01とRM 40-01は、それぞれ異なるコンセプトと特徴を持つモデルです。RM 62-01は、静寂を重視したバイブレーションアラームやUTC表示など、旅行者やビジネスパーソンに適した機能を備えています。一方、RM 40-01は、マクラーレンのスピードテールにインスパイアされたデザインと、可変ジオメトリーローターなどの革新的な機構を特徴とし、スポーツカー愛好家やデザインにこだわる方に適しています。

価格帯や限定本数も異なるため、予算や希少性を重視するか、デザインや機能性を重視するかによって選択が分かれるでしょう。どちらのモデルも、リシャール・ミルの技術力とデザイン哲学を体現した逸品であり、所有することでその魅力を存分に感じることができます。

4. まとめ

リシャール・ミルのRM 62-01とRM 40-01は、それぞれ航空機と自動車という異なる分野とのコラボレーションから生まれた、革新的なモデルです。RM 62-01は、静寂を重んじる空間での使用を想定したバイブレーションアラームやUTC表示を備え、旅行者やビジネスパーソンに適しています。一方、RM 40-01は、マクラーレンのスピードテールにインスパイアされたデザインと、可変ジオメトリーローターなどの革新的な機構を特徴とし、スポーツカー愛好家やデザインにこだわる方に適しています。

どちらのモデルも、リシャール・ミルの卓越した技術力とデザイン哲学を体現しており、所有することでその魅力を存分に感じることができます。予算や使用目的、デザインの好みに応じて、自分に最適なモデルを選択することが重要です。