ロレックス
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ロレックスの王道ダイバーズ「サブマリーナ」の世界に、静かに登場した宝飾モデル――116659 SABR(ブルーサファイア&ダイヤモンド)と、116649 EMBR(エメラルド&ダイヤモンド)。表舞台には出ず、限られたコレクターのみが手にする究極の存在。この記事では、それぞれの歴史背景、デザインの詳細、実用性の違いに至るまで、魅力を徹底的に掘り下げます。
116659 Sabr の魅力とスペック
116649 Embr の特徴と相違点
宝飾サブマリーナとしての意義
選び方&まとめ
2018年、バーゼルワールドでひっそり投入された白金製宝飾サブマリーナ。発表は控えめで「秘密の宝物」として話題に。製造数は極少数とされ、公式にアナウンスされないまま「幻のモデル」と化しました。
ベゼルには、最初の9石に淡いブルーサファイア、次に27石の濃青サファイア、さらに12石のダイヤモンドがセットされた計36サファイア+12ダイヤ仕様。文字盤には2種あり、ブルーサンレイとフルダイヤ・インデックスモデルが存在。また全体で約3.9ctのサファイアと1.7ctのダイヤがあしらわれており、極めて豪華です。
ムーブメントは実用性高いキャリバー3135、パワーリザーブ約48時間。ステンレスではなく18Kホワイトゴールドの40mmオイスターデイトケース。厚みは約12.2mm、ラグ〜ラグが約48.1mm。
EMBRは2010年頃に登場。EMBRとは“Emerald”と“Brilliant”から来た名前で、ベゼルに36石のエメラルドと12石のダイヤモンドを配した仕様。
Floyd Mayweather氏が着用する例が有名で、世界中の富豪絡みで注目されてきました。ラグジュアリー感はSABRを凌ぎつつも、エメラルドの緑がダイバーズらしい個性を強調しています。
EMBRもベゼルセットによって視認性は犠牲にならず、回転構造は保持。とはいえ、防水性能やダイバー仕様は、宝飾部分の制約が多く、もはや日常使いというより投資価値寄りです。
サブマリーナ=工具時計の概念を有価宝飾へと転換した大胆なモデル。真のツール性よりも、ROYALTYブランドとしてのアイコン性を求める層に向いています。特に宝石の“ミステリーセッティング”や色味のグラデーション技術はロレックスの頂点技術を示します。
どちらもロレックス公式サイトには掲載されず、認知されにくいがゆえに、マーケットでのプレ値志向も顕著。オークションや二次市場で非常に高い価格を示し、真贋確認と供給の限定性が価格を吊り上げます。
・青サファイア系のSABR:クールでモダン。ダイバーズを宝飾化したデザインが好きな人向け。
・緑エメラルド系のEMBR:温かみとエレガンスの組合せ。緑系統の宝石が持つ高級感重視。
希少性ではSABRが上、だがEMBRも有力ホルダーがいたことで一目置かれる存在。どちらも数十万〜百数十万ドルの売買価格が予想されるため、結果として市場性はどちらも極めて高い。
ロレックスが極秘で放った116659 SABRと116649 EMBRは、単なる宝飾時計の域を超え、“工具時計”としてのサブマリーナのアイデンティティを進化させた芸術作品とも言えます。デザインや色調の好みに応じて選ぶことができますが、どちらも入手困難なレアモデルであり、資産的な価値も備えた一生モノです。