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リシャール・ミルが、2025年のル・マン・クラシック開催を記念して発表した新作「RM 30‑01 LMC」。同イベントとのパートナーシップは2002年から続き、今回で12回目の限定モデル。グリーンとホワイトを基調に、24時間表示やチェック柄などモータースポーツ由来の要素をふんだんに盛り込んだ本モデルは、デクラッチャブル・ローターなど革新機構も搭載。時計ファンとレース愛好家を魅了する技術とデザインの粋がここにあります。

目次

1. RM 30‑01 LMCとは？

2. デザインとディテールの魅力

3. 驚異のムーブメントと機構

4. ル・マン・クラシックとの長年のパートナーシップとモデル展開

5. まとめ

1. RM 30‑01 LMCとは？

#Ref. RM 30‑01 LMC

リシャール・ミルのRM 30‑01は、自動巻きで可変ジオメトリ＆デクラッチ機構を持つ革新的ウォッチ。2025年開催の「Le Mans Classic」を祝し、ブランド初となる2025年限定モデルが登場しました 。これまで2008年から計10回の特別エディションを展開し、本モデルはその第12回となります 。

2. デザインとディテールの魅力

#Ref. RM 30‑01 LMC

• カラーリング：ル・マンクラシックの象徴であるグリーン＆ホワイト配色が、Quarz TPT製ケースバンドとグリーンラバーストラップに採用されました

• レース要素：「16」時を強調した24時間計は、午後4時＝グリーンフラッグを象徴

• チェック柄＆ロゴ：日付窓はチェッカーフラッグ装飾付き、裏蓋にはLe Mans Classicロゴをエッチング

• ケース構造：42 × 49.94 × 14.15 mmのチタンベゼル＆Green Quartz TPTケースで、20本のチタンスプラインスクリューとOリングにより50 m防水を実現

3. 驚異のムーブメントと機構

#Ref. RM 30‑01 LMC

• Calibre RMAR2：自動巻き、スケルトン構造、55時間パワーリザーブ、4Hz振動

• デクラッチャブル・ローター：巻き上げが完了すると自動的にローターが「デクラッチ」され、過巻き防止と一定トルク維持が可能です

• クラッチ・インジケーター：11時位置に「ON/OFF表示」

• 機能セレクター：2時プッシャーでW(巻上げ)、D(日付)、H(時刻)を切替。表示もあり操作性◎

• 24時間表示：新たに搭載された24時間カウンターには、16時だけグリーンで強調

4. ル・マン・クラシックとの長年のパートナーシップとモデル展開

#ル・マン・クラシック

リシャール・ミルとル・マン・クラシックの関係は、イベントの誕生とほぼ同時期の2002年から始まりました。2年に一度開催されるこのクラシックカーレースは、往年のル・マン24時間レースの名車が再び走る熱狂的な祭典であり、リシャール・ミルはその公式パートナーとして数々の記念モデルを発表してきました。

過去にはRM 011、RM 008、RM 67-02など、いずれもモータースポーツにちなんだ機構やデザインを備えたモデルがリリースされており、それぞれにル・マン・クラシックのエンブレムや象徴的なカラーが取り入れられていました。

今回のRM 30‑01 LMCは、このシリーズの第12弾。時計技術の進化とともに、クラシックカーへの情熱を現代的に表現しており、リシャール・ミルの哲学を具現化する象徴的な存在となっています。

5. まとめ

#Ref. RM 30‑01 LMC

リシャール・ミルのRM 30‑01 LMCモデルは、単なる限定腕時計を超え、ル・マン・クラシックとの深いパートナーシップの象徴として誕生しました。グリーン＆ホワイトのデザイン、モータースポーツへの敬意を表すディテール、そして革新的なムーブメントが一体となり、クラシックレースと時計製造の融合を体現。時計技術とレース文化が交差するこの一本は、まさに時代を超えて語り継がれるべき作品と言えるでしょう。