リード文

Caviar（キャビア）は、ジェームズ・ボンド『No Time To Die』でダニエル・クレイグが着用した本物のオメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションを内蔵した、究極のカスタムiPhone「No Time To Die Edition」を発表しました。限定わずか7台の超プレミアムモデルで、価格は約49,000ドル（約720万円相当）。5ヶ月の開発期間を経て、エアロスペース級チタンとカーボンファイバーを用いた精密な設計で完成したこの端末は、スマホと高級時計を融合させた唯一無二のアートピースです。

目次

1. 製品概要と背景

2. デザインと素材のこだわり

3. オメガ シーマスターの特徴

4. Caviarとオメガ、そのブランドの哲学

5. まとめ

本文

1. 製品概要と背景

Caviarはロシア発の高級スマートフォンカスタムブランドで、主にApple製品を贅沢に装飾した限定モデルを制作しています。今回の「No Time To Die Edition」は、iPhone 16 Pro Maxまたは、近日登場予定のiPhone 17 Pro Maxをベースに、オメガの公式“ジェームズ・ボンド007エディション”ウォッチを背面に組み込んだ意欲作です。世界限定7台という稀少性と、丹念な手作業による仕上げで、所有意欲を刺激するコレクタブルモデルとなっています。

2. デザインと素材のこだわり

本機は5ヶ月の開発期間と15回のプロトタイプ制作を経て完成に至りました。フレームと背面には航空宇宙グレードのグレード2チタンとカーボンファイバーが使用され、耐久性と軽量性を両立。ボンド映画のオープニングでおなじみの銃口バレルの同心円モチーフをチタンリングで再現し、±0.02mmの精度で手作業により研磨されています。背面には個別にシリアルナンバー（LE001/007～LE007/007）が刻印され、所有者に限定感を提供します。

3. オメガ シーマスターの特徴

#映画『No Time To Die』 × OMEGA

背面組み込みされた時計は、映画『No Time To Die』でダニエル・クレイグが実際に着用した「オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディション」です。耐水性は300メートル、サファイアクリスタル風防、日差±5秒、手巻き式ムーブメント（コーアクシャル・マスタークロノメーター）を備え、55時間のパワーリザーブを持ちます。時計部分は飾りではなく完全に機能する正規品である点が最大の魅力です。

4. Caviarとオメガのブランド哲学

Caviarは、ラグジュアリーとクラフツマンシップの融合を哲学に掲げるブランドであり、しばしば芸術・歴史・映画など文化的アイコンをテーマに、Apple製品などの電子機器を高級品へと昇華させる独自のスタイルを築いてきました。限られた数のみを職人の手で製作する「限定性」も彼らの大きな特徴です。

一方、オメガは1848年創業のスイス高級時計ブランドで、NASA公式時計やオリンピック公式計時、そしてジェームズ・ボンド公式腕時計など、機能美とブランドストーリーを兼ね備えた存在です。シーマスターシリーズは特にプロフェッショナルダイバーやミリタリー向けに開発され、実用性と耐久性に優れた逸品として知られています。

この2社の融合は、ブランドコラボという枠を超えて「ストーリー性を持つモノづくり」そのものを象徴しており、007という伝説と共に、新たなアートの形として昇華されたのが今回のプロジェクトだと言えるでしょう。

5. まとめ

Caviarの「iPhone No Time To Die Edition」は、スマートフォンと高級機械式時計が融合した極めて異例かつラグジュアリーなプロダクトです。世界限定7台、オメガの正規シーマスターを組み込んだ唯一無二の端末は、技術とアート、映画と時計への敬意が込められたデバイスであり、まさに007ファンやコレクターにとって究極の逸品と言えるでしょう。