【高級時計の選び方】オーデマピゲロイヤルオーク「15550BA」「15550SR」どっちを選ぶ？比較ガイド

オーデマピゲの象徴ともいえる「ロイヤルオーク」シリーズの中でも注目を集めているのが、37mmの自動巻きモデル「15550BA.OO.1356BA.01」と「15550SR.OO.1356SR.02」です。イエローゴールド×ターコイズダイヤルと、ステンレス×ピンクゴールドのツートーンモデルという異なる個性を放つ2本。本記事では、それぞれのデザイン、素材、ムーブメント、価格帯などを比較しながら、その魅力を徹底的に解説します。購入を検討している方や、Royal Oakファンは必見の内容です。

このモデルは、18Kイエローゴールド製のケースとブレスレットを持ち、文字盤には鮮やかなターコイズストーンが使用されています。サイズは37mm、厚さは約9.3mmと比較的スリムで、男女問わず装着しやすいバランスです。ロイヤルオークならではの八角形ベゼルとビスデザインが存在感を放ち、ターコイズの鮮やかさが腕元にラグジュアリーなアクセントを加えます。

ムーブメントには自動巻きのCalibre 5900が搭載されており、パワーリザーブは約60時間。高精度かつ実用性に優れたムーブメントで、日常使いにも対応します。また、防水性能は50mを確保しており、安心して着用できる点も魅力です。

1‑2. 15550SR.OO.1356SR.02 の特徴

こちらは、ステンレススチールと18Kピンクゴールドを組み合わせたツートーンモデルで、ケースサイズは同じく37mm、厚さはややスリムな9mm。文字盤には「グラン・タペストリー」と呼ばれるロイヤルオーク特有の格子模様が施されており、シルバーのダイヤルとピンクゴールドのインデックスや針が上品に調和しています。

このモデルもCalibre 5900を搭載し、パワーリザーブ約60時間、防水性能は50m。フォーマルにもカジュアルにも合わせやすいデザインで、デイリーユースにも適しています。

2. 共通スペックとムーブメント

#15550SR.OO.1356SR.02

両モデルに共通するのは、オーデマピゲが誇る自社製自動巻きムーブメント「Calibre 5900」の存在です。薄型ながらも安定した精度と耐久性を誇り、29石、毎時28,800振動、パワーリザーブ約60時間と、スペック的にも優秀です。

サイズも同一で37mm。これは近年のユニセックスモデルとしての人気サイズであり、男性にも女性にもフィットします。防水性能も50mと日常使いには十分。高級時計でありながら、実用性もしっかり確保されています。

3. デザインと素材の違い

この2本の最大の違いは、やはり外装の素材とダイヤルのデザインにあります。

15550BAはフルイエローゴールドにターコイズの天然石ダイヤルという組み合わせで、非常にインパクトが強く、ジュエリー性の高い1本。リゾートや特別な場面での装着にぴったりで、個性を求めるユーザーにおすすめです。

一方、15550SRはステンレスとピンクゴールドをバランスよく組み合わせたツートーンデザイン。シルバーのグラン・タペストリーダイヤルと合わさることで、非常に上品かつ落ち着いた印象を与えます。ビジネスからプライベートまで幅広く使える万能型です。

4. 市場での人気と入手難易度

#15550BA.OO.1356BA.01

15550BAは、イエローゴールド×ターコイズという特異な組み合わせにより、流通数が非常に限られており、希少性が高く、コレクターズピースとしても人気があります。そのため、市場では高価格帯で取引されることが多く、入手も難しい部類に入ります。

一方で、15550SRは比較的流通数が多く、手に入れやすいモデルです。価格帯も15550BAに比べて抑えめで、初めてRoyal Oakを購入する方にもおすすめできるエントリーモデルと言えます。

まとめ

#15550SR.OO.1356SR.02

Royal Oakの2モデル「15550BA」と「15550SR」は、同じムーブメントとサイズを持ちながら、素材とデザインで全く異なる印象を与える時計です。華やかさと個性を求めるなら15550BA、上品さと実用性を重視するなら15550SRが最適。自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが、満足度の高い一本への近道です。