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    【2025年新作】グランドセイコーRef:SBGW323|紫文字盤×手巻きモデルのスペックを紹介

    【2025年新作】グランドセイコーRef:SBGW323|紫文字盤×手巻きモデルのスペックを紹介

    リード文

    2025年5月、グランドセイコーはヘリテージコレクションに新たな一章を加えました。「Ref:SBGW323」は、1967年の44GSデザインを現代的に再解釈し、岩手県の自然美を象徴する「桐(きり)」の花をモチーフにした紫色の文字盤が特徴です。手巻きムーブメント「キャリバー9S64」を搭載し、伝統と革新が融合したこのモデルは、時計愛好家の心を掴むことでしょう。


    目次

    1. Ref:SBGW323の概要

      • 1-1. デザインの背景

      • 1-2. 価格と発売時期

    2. ケースと文字盤の特徴

      • 2-1. 44GSスタイルのケース

      • 2-2. 桐の花を表現した文字盤

    3. ムーブメントと性能

      • 3-1. キャリバー9S64の精度

      • 3-2. パワーリザーブと耐磁性能

    4. まとめ​

     


    1. SBGW323の概要

    1-1. デザインの背景

    グランドセイコーの象徴的な44GSデザインを基に、現代の感性を取り入れて再構築されたモデルです。1967年に誕生した44GSは、日本の美意識を体現したデザインとして知られています。この伝統的なデザインに、岩手県の県花である「桐(きり)」の紫色を文字盤に採用し、自然と調和した美しさを表現しています。

    1-2. 価格と発売時期

    2025年5月にグランドセイコーのブティックおよび正規販売店で予価82万円(税込)で販売予定となっており、手巻きの高精度ムーブメントを搭載したモデルとしては非常に魅力的な価格設定となっています。


    2. ケースと文字盤の特徴

    2-1. 44GSスタイルのケース

    ケースは44GSスタイルを継承した36.5mmのステンレススチール製です。厚さ11.6mm、ラグからラグまでの長さは42.7mmで、手首に程よくフィットします。ケース表面は、グランドセイコー独自のザラツ研磨技術により、歪みのない鏡面仕上げが施され、光の反射が美しく際立ちます。

    2-2. 桐の花を表現した文字盤

    文字盤は、岩手県の象徴である桐の花からインスピレーションを得た淡い紫色です。さらに、岩手山の稜線を模した「Mt. Iwate」パターンが施されており、光の角度によって表情が変化します。インデックスやロゴは、ポリッシュ仕上げのスチール製で、文字盤の美しさを引き立てています。

     


    3. ムーブメントと性能

    3-1. キャリバー9S64の精度

    Ref:SBGW323には、グランドセイコー自社製の手巻きムーブメント「キャリバー9S64」が搭載されています。このムーブメントは、28,800振動/時(8振動/秒)で動作し、日差+5秒から-3秒の高精度を誇ります。また、組み立て前のムーブメントは、6姿勢で17日間の精度検査を受けており、厳格な品質管理が行われています。

    3-2. パワーリザーブと耐磁性能

    キャリバー9S64は、約72時間(3日間)のパワーリザーブを備えており、週末に着用しなくても月曜日に再び使用可能です。さらに、4,800A/m(約60ガウス)の耐磁性能を持ち、日常生活での磁気の影響を受けにくい設計となっています。


    4. まとめ

    Ref:SBGW323は、グランドセイコーのクラシックな意匠を現代に蘇らせた、まさに“温故知新”の一本です。1967年の44GSデザインを踏襲しながらも、36.5mmという現代的なサイズ感、そして桐の花をイメージした紫色の文字盤により、まったく新しい魅力を放っています。

    ムーブメントには高精度な手巻き「キャリバー9S64」を採用し、3日間のパワーリザーブを実現。視認性の高いインデックス、繊細なザラツ研磨、そして自然を写し取った文字盤と、すべての要素が高い完成度で融合しています。

    美しさと性能を兼ね備えたこのモデルは、グランドセイコーの中でも特に芸術性の高いモデルとして、長く愛される存在となるでしょう。