リード文

IWCが2025年6月に発表した新作、パイロット・ウォッチ・オートマティック41 “TOP GUN モハーヴェ・デザート”（Ref. IW328106）。人気の“モハーヴェ・デザート”カラーを41mm三針に初展開し、サンドカラー・セラミックとブラウン文字盤を組み合わせたミリタリースタイルが目を引きます。この記事では、IWCのTOP GUNラインとの関係や素材、スペック、41mm化の魅力を深掘りします。

目次

1. TOP GUNシリーズとは

2. モハーヴェ・デザート41mmの外装デザイン

3. ムーブメントと機能スペック

4. まとめ

1. TOP GUNシリーズとは

#ネイビー・ファイター・ウィークスクール

IWCのTOP GUNコレクションは、米国海軍戦闘機パイロット養成学校「ネイビー・ファイター・ウィークスクール（TOP GUN）」を題材にしたパイロットウォッチのシリーズで、耐磁性や視認性、防水性能など実用的スペックが追求されています 。2019年にセラミック製“モハーヴェ・デザート”カラーが、ChronographやBig Pilotで登場し、2025年にはこの41mm三針モデルが加わりました 。

2. モハーヴェ・デザート41mmの外装デザイン

#Ref. IW328106

モハーヴェ・デザートの色味は、ジルコニウム酸化物に金属酸化物を配合し焼成したサンドカラー・セラミック。41mm径・11.4mm厚のケースは軽量で装着感良好です 。ブラウンのマットダイヤルには、ベージュのアラビックインデックスと針、Super‑LumiNovaを塗布し低光量下でも高視認性です 。クリスタルは両面無反射コーティング付きで圧力にも強く設計されています 。ストラップはベージュのラバーにテキスタイルインレイを施し、チタン製ピンバックル採用です 。

3. ムーブメントと機能スペック

#Ref. IW328106

搭載キャリバーはIWC自社製の32112。自動巻きで28,800振動/時、120時間（5日間）パワーリザーブ、ストップセコンド（ゼロリセット）機構付きです 。さらに、ソフトアイアン製インナーケースが磁場から保護し、耐磁性が高められています 。防水性能は10気圧（100m）、ねじ込み式リューズと強化サファイア風防で航空機内の気圧変動にも対応します 。

4. まとめ

#Ref. IW328106

41mmというサイズは、日本人の手首にも収まりやすく、三針モデルゆえ実用性が高いモデルです。人気のセラミックカラーをカジュアルかつミリタリー調に纏ったデザインは、唯一無二の存在感と日常使いの両立を実現しています。夏のアウトドアや“Tatooine的”な砂漠風景にも馴染む逸品です。41mm化により軽快な着け心地と汎用性を手に入れた、IWCの意欲作と言えるでしょう。