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    【一枚仕立てのエレガンス】“ピコタン派”を揺るがす、イン・ザ・ループの誘惑

    【一枚仕立てのエレガンス】“ピコタン派”を揺るがす、イン・ザ・ループの誘惑

    リード文

    エルメスのバッグといえば「バーキン」や「ピコタン」が有名ですが、近年じわじわと注目を集めているのが「イン・ザ・ループ」です。一見シンプルながら、持ち手に象徴的なシェーヌ・ダンクルのモチーフがあしらわれたデザインは、控えめでいて存在感抜群です。軽やかな一枚仕立ての構造で、エルメスらしい品格を保ちつつも、デイリーに使いやすいのが魅力です。本記事では、そのデザイン背景やピコタンとの違い、豊富なスタイリング提案まで、徹底的に紹介します。


    目次

    1. イン・ザ・ループとは?
       1-1. シェーヌ・ダンクルモチーフの由来
       1-2. 素材&軽量設計の魅力
       1-3. 18cmと23cm、サイズの違い

    2. ピコタンとの比較で分かる良さ
       2-1. 収納力・口元仕様の違い
       2-2. 軽さ・柔らかさの使用感
       2-3. 見た目の印象&着こなし例

    3. コーディネート実例
       3-1. 春夏カジュアルスタイル
       3-2. フォーマル・きれいめスタイリング
       3-3. シーズンカラーで遊ぶ

    4. まとめ

     


    1. イン・ザ・ループとは?

    1-1. シェーヌ・ダンクルモチーフの由来

    「イン・ザ・ループ」の象徴とも言えるのが、取っ手とループに施された「シェーヌ・ダンクル」モチーフ。このデザインは、エルメスが1938年に発表したチェーンブレスレットに由来し、船の錨鎖(アンカーチェーン)からインスパイアされたものです。海のエスプリを感じさせるこのモチーフは、エルメスのクラシックアイコンのひとつとして広く知られています。イン・ザ・ループではこれをさりげなくハンドルやフロントのデザインに組み込み、控えめながらも個性的なアクセントに仕上げています。

    1-2. 素材&軽量設計の魅力

    「イン・ザ・ループ」の魅力の一つは、なんといってもその軽やかさ。エルメスが誇る高品質レザーを使用しながらも、バッグ本体は裏地のない一枚仕立て。使用される素材には、スイフトやクレマンスなど柔らかくしなやかなレザーが多く、ふんわりとした手触りと、軽量で持ち運びしやすい設計が特徴です。エレガントでありながら、日常使いにも適しているため、気負いなく使用できる万能バッグとして多くのファッション愛好家に支持されています。

     

    1-3. 18cmと23cm、サイズの違い

    「イン・ザ・ループ」には主に18サイズと23サイズの2種類が展開されています。18サイズ(W18×H19.5×D12cm)はコンパクトで、スマホ・ミニ財布・鍵などの必要最小限の荷物を持ち運ぶのに適しています。一方、23サイズ(W23×H25×D15cm)はやや大きめで、日常使いの荷物はもちろん、折りたたみ傘や小さなポーチも余裕を持って収納可能。どちらのサイズも軽量設計で、好みやライフスタイルに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。


    2. ピコタンとの比較で分かる良さ

    2-1. 収納力・口元仕様の違い

    イン・ザ・ループとピコタンはよく比較されるバッグですが、実は仕様に大きな違いがあります。ピコタンはオープンタイプで、口元が完全に開いているため物の出し入れはしやすい反面、中身が見えやすく防犯面ではやや不安が残ります。一方、イン・ザ・ループは中央部分にループ状のストラップがあり、軽く留めることができる構造です。これにより中身が見えにくくなり、よりエレガントで安心感のあるデザインに仕上がっています。内ポケットも備えており、整理整頓がしやすいのも魅力の一つです。

    2-2. 軽さ・柔らかさの使用感

    どちらも軽量バッグとして知られていますが、イン・ザ・ループはさらに柔らかい素材感が特徴です。特にスイフトレザーを使用したモデルはくたっとした手触りで、使い込むほどに手に馴染みます。一方、ピコタンはやや張りのあるトリヨンクレマンスが主流で、しっかりとした印象です。ソフトな使用感を求めるならイン・ザ・ループ、しっかりした形を保ちたいならピコタンが向いています。

    2-3. 見た目の印象&着こなし例

    デザインの違いから、与える印象にも差があります。ピコタンは丸みのある可愛らしい雰囲気でカジュアル寄り。一方、イン・ザ・ループは縦長シルエットとシンプルなディテールが洗練された印象を与えます。そのため、カジュアルな装いからきれいめスタイルまで幅広くマッチします。特にモノトーンコーデやワンピースに合わせると、その上品さがより際立ちます。


    3. コーディネート実例

    3-1. 春夏カジュアルスタイル

    春夏には、イン・ザ・ループの軽やかさが際立ちます。例えば、白のTシャツにデニムを合わせたシンプルなコーディネートに、パステルカラーのイン・ザ・ループ18をプラスするだけで、一気に爽やかで上品な印象に。足元にサンダルやスニーカーを合わせれば、ラフになりすぎず、程よいリラックス感が生まれます。リゾートや旅行先でも活躍するコーデです。

    3-2. フォーマル・きれいめスタイリング

    23サイズは少し大ぶりで存在感があるため、フォーマルなスタイルにもマッチします。たとえば、ネイビーのセットアップや白シャツにブラックのパンツと合わせることで、全体をきりっと引き締めつつ、バッグのレザーの艶が上品なアクセントに。ハンドルに巻いたスカーフやツイリーで色を添えるのもおすすめです。オフィスや会食などにもぴったりのコーディネートです。

    3-3. シーズンカラーで遊ぶ

    エルメスの魅力の一つは、豊富なカラーバリエーション。イン・ザ・ループも例外ではなく、季節ごとに発表される新色で遊ぶのも楽しみのひとつです。春夏はレモンイエローやミントグリーン、秋冬はブラウンやボルドーなど、シーズンに合わせたカラーを取り入れることで、シンプルな装いにも季節感と華やかさをプラスできます。


    4. まとめ

    「イン・ザ・ループ」は、エルメスの伝統を感じさせながらも、現代的で実用性に優れたバッグ。シェーヌ・ダンクルというブランドの象徴を取り入れつつ、一枚仕立てで軽やかに仕上げられたそのデザインは、まさに機能美の結晶です。ピコタンとの比較でも、その上品さと安心感ある構造で差別化されており、オン・オフ問わず活躍できる新定番バッグとして注目されています。バッグ選びで悩んでいる方には、ぜひ一度手に取ってその魅力を体感していただきたいアイテムです。